あーるのハンドメイド研究所

【型紙あり】フェルトを使ったタルトカップの作り方

フェルト,タルトカップ

見た目が美味しそうで華やかなタルトは、フェルトケーキを飾る時に欠かせない存在ですね。タルトカップの作り方として有名なのは、フェルト生地を水で薄めたボンドに浸し、2つのタルト型で挟む方法ですね。2枚のフェルトを均等に糸を引きヒダを寄せて作るタルトカップの作り方もありますね。今回は後者のタルトカップの作り方をアレンジして2パターン用意してみました。

はじめに

当サイトの型紙の転載・再配布・販売・複製・商用利用は禁止となっています。基本的に当サイトの型紙をそのまま使った作品の販売も禁止しております。今回のタルトカップは、管理人がデザインした作品とは異なります。タルトカップの型紙を使い、ご自身のアイディアで作品を作り販売していただくことが可能です。

こちらは旧版の作り方です!型紙は使用して頂けますが、完全版タルトカップの作り方を参考にして頂けるとより完成度の高いタルトカップを作ることが出来ます。

両面接着クロスを使うタルトカップのメリットデメリット

両面接着クロスを使ってタルトカップを作る場合のメリットデメリットを紹介します。

メリット

おままごと用のフェルトおもちゃではあまり好まれないボンドを使用しない為、お子様のおままごと用のフェルトおもちゃにお使いいただけるかと思います。また、フェルトを2枚をアイロンを使い接着クロスで接着する際、必要となるサイズのフェルトを適宜用意して頂けると複数のタルトカップを同時に製作することができます

ボンドを使用するタルトカップはボンドを乾燥させる時間が必要ですが、両面接着クロスの場合はアイロンを掛けヒダを整えればすぐに次の段階へ進むことが出来ます。

デメリット

アイロンを使用する為、作業スペースの確保・やけどに注意が必要です。小さなお子様など周囲の安全にも注意が必要となります。

タルトのヒダを寄せる際に、透明ミシン糸や手縫い糸や刺繍糸を使用しますが、両面接着クロスを使用する場合はこれらの糸を抜くことが出来ません。ですので、糸が見えやすいこともデメリットとなります。

ボンドを使うタルトカップのメリットデメリット

ボンドを使ったタルトカップのメリットデメリットを紹介します。

メリット

ボンドを使ってフェルトを2枚を接着するとフェルトにボンドが浸透する為、型取りがしっかりとできます。タルトのヒダをきちんと整えてボンドを乾燥させることが出来ると、タルトカップの仕上がりがキレイになります。また、ヒダを寄せる為に使用する糸を抜いても形を保つことが出来ます。

ボンドを乾燥させる為に数時間必要ですが、その間に他の作業を進めることができ、工夫すれば時間を無駄にすることなく制作できます。

使用するボンドによりますが、コストがかからない事もメリットです。両面接着クロスは、ダイソーで購入できれば価格は安いですが、手芸店やオンラインショップで購入となるとやや高いです。また、ボンドはスーパーやホームセンター・コンビニでも売られているので、入手しやすいです。

デメリット

ボンドを使用することで、おままごと用のフェルトおもちゃとしては好ましく思わない方もみえます。ボンドを使用する際に手が汚れる場合があります。また、使用するボンドの成分表を見て購入しなければ、扱いにくいと感じることもあります。

ボンドを塗ったフェルトを縫う為、針にボンドが付く可能性があります。使用後にウェットティッシュ等で汚れを落とし、しっかりと乾燥させる手間があります。

必要な材料・道具

接着クロスを使用するタルトとボンドを使用するタルトそれぞれに必要な材料・道具を紹介します。

接着クロスを使用する場合

タルトカップ,材料

両面接着クロス・お好みの色のフェルト・透明糸等の目立たない糸・縫い針・糸切ハサミ・布用と紙用ハサミ・アイロン・アイロン台・あて布を準備してください。

両面接着クロスは、クモの巣状と呼ばれる物を使用してください。両面接着芯で厚さがあるとフェルトの間から両面接着芯が目立つので必ずクモの巣状の薄い物を用意してください。接着クロスが無い場合、接着剤の裁ほう上手を接着クロス代わりにお使い頂くことが可能です。仕上がりはボンド程硬くならないので、糸を抜くことはできません。

糸は、ヒダを作る際に引っ張りますので、ある程度の強度が必要です。透明糸の場合は2本取りでOKです。透明糸はナイロン製なので、綿の手縫い糸と比較すると滑りやすく、タルトのヒダを整えにくいです。しかし、仕上がりは糸が目立たなくてキレイなのでお好みで使用してください。

私はフェルトに対応した縫い針を使用しました。2枚のフェルトを縫い合わせますので、縫いやすい針をご使用ください。

ボンドを使用する場合

タルトカップ,材料

ボンド・お好みの色のフェルト・糸・縫い針・糸切りハサミ・布用と紙用ハサミを準備してください。

ボンドは成分で水が少ない方がフェルトに染み込みにくフェルトのフチの接着が容易です。一方で水の多いボンドはフェルトに染み込みやすくフチの接着に工夫が必要ですが、パリッと硬い仕上がりになります。

お好みでボンドで良いのですが、裁ほう上手等一部のボンドは乾燥後硬くならないので注意してください。木工用ボンドと同じ成分だと乾燥後硬化するので大丈夫です。

作り方手順【共通部分】

作り方の最初は共通の手順となっています。この手順の後はそれぞれの作り方になります。

型紙を印刷する

こちらの下部にあるリンクから型紙をダウンロードし、印刷をしてください。普通用紙に印刷してお使いいただくことも可能ですが、型紙を複数回使用される場合はインクジェットプリンター対応の厚紙やハガキの使用をお勧めします。

また、出来上がり約7.5cmのタルトカップ型紙のみハガキサイズを用意してます。ハガキはインクジェット対応厚紙と比較すると厚みがありますので、型紙の印刷にお勧めです。型紙は2枚に分かれております。余白が勿体ないと感じましたので、トッピング時に使用できるパーツの型紙をおまけとして掲載しております。

A4サイズ ハガキサイズ1 ハガキサイズ2

型紙を切る

お好きなサイズ・タルトカップの深さの型紙を切ります。ハサミやカッターなど好みのツールをお使いください。数ミリのズレは問題ありませんので、線の上を切っても線の外側を切ってもどちらでも良いです。タルト縫い線という型紙は、線の上で切ると半円が残り縫う際に使いやすいです。

完成タルトを上から見た写真です。

横から見た写真です。深さによって若干高さが変わります。浅型はかわいらしい感じのタルトで深型はキリっとした感じのタルトです。

フェルトを切る

タルト切り取り線と書かれた型紙より大きいサイズのフェルトを2枚用意してください

出来上がりが約8cmの型紙は20cm角のフェルト2枚で4個作ることが可能です。出来上がりが約7.5cmの型紙は18cm角のフェルト2枚で4個のタルトカップを作ることが可能です。

タルト切り線の型紙をマスキングテープ等で固定し、必要サイズのフェルトを用意することをお勧めします。接着クロスを使う作り方で印付けペンを使用すると、アイロンの熱によって性質が変わり、メーカーによっては線が消えなくなります。

厚紙を切る

ハガキや厚紙に型紙を印刷された方は、そのまま使用できますが、普通用紙で印刷された方はタルト底と印字された型紙を厚紙に写しカットしてください。

ボンドを使う作り方へ移動

両面接着クロスを使うタルトカップの作り方

それでは接着クロスを使ったタルトカップの作り方を紹介します。

接着クロスを切る

接着クロスを先ほどカットしたフェルトよりやや小さめにカットしてください。

接着クロスを2枚のフェルトで挟む

接着クロスは、熱で接着剤を溶かし布を接着しますので、フェルトからはみ出た部分が他の素材と引っ付く可能性があります。フェルトからはみ出している部分はハサミでカットしてください。

裁ほう上手を使用する場合は、接着クロスの代わりに裁ほう上手を塗り、軽く圧着してください。裁ほう上手は乾燥しても硬くなりませんので、タルトカップのフチまでしっかりと接着できるよう広範囲に縫ってください。

アイロンで接着する

お使いのフェルトにもよるかもしれないですが、ダイソーのフェルトは温度低~中であて布をしてアイロンする必要があります。ダイソーの接着クロスは中~低温のアイロンで20~40秒押し当てての接着となります。高温でのや、あて布無しでのアイロンはフェルトを痛める可能性がありますので注意してください。

接着クロスのはみ出しが気になる場合はアイロン台の上に汚れても良い布等を敷いてアイロン台を保護してください。

裁ほう上手を使用の方も同様にアイロンを掛けてください。

型紙通りにフェルトを切る

消える印付けペンで円を描いてからのカットや、型紙をマスキングテープ等の接着力の弱いテープで固定してのカットなどお好みの方法でお願いします。両面接着クロスでの接着が不十分な場合はアイロンを掛けなおしてください。

印付けペンの種類によってはアイロンをかけると印が消えない物もありますので、アイロン接着とフェルトを切る手順は敢えてこの順番にしております

フェルトを均等に縫う

タルト縫い線と印字された型紙をフェルトの中心に固定します。マスキングテープを数か所に貼って固定するとずれにくいです。マスキングテープ等で固定した部分のフェルトがやや毛羽立ちますが、トッピングで隠れるので問題ありません。印付けペンで線を書き写しても良いですが、写すと線がズレやすいので注意が必要です。

フェルトの表面がタルトの内側になります。玉結びがタルト内側になるよう、型紙の点の中心に表面から針を刺して抜きます。次に裏面から先ほどと同じ点に針を刺して抜きます。後はタルト縫い線の点に合わせて並み縫いをしていきます。縫い終わりもタルト内側になるようになっています。

縫い終わった時の写真です。次にヒダを寄せるので、一周しても糸の始末はしないでください。

ヒダを寄せる

タルト底用と印字された型紙で作った厚紙をタルト中心に固定してください。そして糸を引きタルトのヒダを作ります。

均等なヒダを作ることは難しいので、練習が必要です。糸を引いてヒダを整えて、また少し糸を引き…というように何段階かに分けてヒダを作ります。透明糸は滑りやすいので、ある程度整ったらOKです。あとは、カスタードクリームを縫い付けたりする時に調整できます。

形が整ったら玉止めし糸の始末をしてください。タルト中心に固定した型紙は外しても良いです。型崩れが気になる方は、厚紙でタルト底を準備しタルトカップの底に固定しておいてください。

ボンドを使用するタルトカップの作り方

ボンドを使用するタルトカップの作り方を紹介します。ボンドで作業机が汚れるかもしれないので、クッキングシートやチラシ・新聞等を敷いて作業してください。

縫い線より内側にフェルトにボンドを塗る

ボンドを塗るフェルトの面にタルト縫い線の型紙を使い円を書いてください。線内にボンドを塗り、圧着してください。タルト底に厚紙を入れたい方はここで厚紙をフェルトの中心に固定挟みます。

タルト切り線を書き写す

タルト切り線の型紙を用意し、印付けペンで切り線をフェルトに書き写してください

フェルトを均等に縫う

タルト縫い線の型紙をフェルト中心に固定します。型紙がズレないようマスキングテープ等で複数個所固定してください。フェルトの表面がタルトの内側になります。

玉結びがタルト内側になるよう、型紙の点の中心に表面から針を刺して抜きます。次に裏面から先ほどと同じ点に針を刺して抜きます。後はタルト縫い線の点に合わせて並み縫いをしていきます。縫い終わりもタルト内側になるようになっています。

同じ点で再び裏に針を刺します。左隣の点に裏から針を出し、この要領でフェルトを一周並み縫いしてください。縫い終わっても玉止めせず糸と針はそのままにしておきます。

仕上がりはこのようになります。タルト縫い線をフェルトに書き写したい方もいるかもしれないですが、印付けペンがボンドの水分で色が消えやすいので、型紙を固定して縫うやり方をお勧めします。

フェルトを切る

書き写した切り線に沿ってフェルトをカットしてください。

残りの部分にボンドを塗る

縫った周りの部分にボンドを塗り、フェルト同士を接着します。フチまで丁寧に塗り、圧着してください。ボンド同士が軽く引っ付くまで5分程度時間を置いてください。軽く付かないままヒダを寄せるとフチが外れやすいです。

時間を置きすぎるとフェルトが硬くなり、ヒダを寄せることができなくなるので注意してください。

ヒダを寄せる

既に用意してあるタルト底用の厚紙をマスキングテープ等でタルト底へ固定し、糸を引きヒダを寄せます。少しずつ糸を引きヒダを整えることを繰り返してください。

ヒダが整ったら玉止めをし糸を切ります。

乾燥させる

タルトカップに塗ったボンドを乾燥させます。ボンドにもよりますが、1時間程度で乾燥します。乾燥しても糸は抜かないでください。糸を抜くとタルトカップにトッピングする際に型崩れしやすくなりますので、作品が完成してから糸を抜いた方が良いです。

最後に

今回のタルトカップの作り方は、タルトのフチの綺麗さにこだわりました。タルト型を使用しないので、ヒダに大小はできやすいですことが欠点です。今後はヒダを均等にする為にどのようにすれば良いかを考えたいと思います。

この記事がきっかけで、フェルトケーキでタルトカップを使った作品がもっと増えると良いなと思っています。色々な作品を鑑賞したいと思っているので、当サイトの型紙を使ったタルトケーキが完成したら、よろしければ下記にあります私のSNSアカウントに教えて頂けると嬉しいです。

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