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ダイソーの5枚入りフェルトは、18cm角のフェルトが5色入って110円で、20cm角のフェルト1枚130円前後と比較すると、とても安いです。そんなダイソーの5枚入りフェルトは何色あるのか、大判フェルト(70cm×60cm)のフェルトと同じ色があるのかを調べてみました。
サイズは18cm×18cmで、同じくポリエステル100%のKフェルト(KIYOHARA)やウォッシャブルフェルト(サンフェルト)と一緒のサイズとなっています。ちなみに、Kフェルトとウォッシャブルフェルトは韓国製でダイソーは中国製です。小物を作る時に重宝するサイズで、A4サイズのクリアケース等に片づけることが出来るので保管場所にも困らない点が良いなと感じます。
大判フェルト同様ポリエステル100%です。手洗いが可能なフェルトです。触り心地やキメや厚みも大判フェルトと同じ様に感じます。
セリアの18cm角のカラーフェルトと似た触り心地で、5枚で110円という価格にしてはしっかりとして使いやすいフェルトのように感じます。セリアの大判フェルトよりダイソーの18cm角のフェルトの方がキメ細やかです。見た目ではKフェルトやサンフェルトのウォッシャブルフェルトと比較してもキメの細かさはあまり変わらないように見えます。
私がダイソーで購入できた5枚入りフェルトは、レッド系・イエロー系・グリーン系・ブルー系・ブラウン系・モノトーン系・パステル系でそれぞれ5色ずつ入っています。単純に計算すると35色なのですが、フェルトを切って全て並べると同じ色がいくつかありました。
パステル系とされるフェルト5色のうち4色は他の色系統のパックに含まれます。この為、実際は31色となります。Kフェルトが36色・サンフェルトのウォッシャブルフェルトが48色なので、色数はやや少ないです。
同じくダイソーの大判フェルトの色と合わせると37色(軽微な色の違いは同色と見なしてます)となります。色は、青と緑の中間色やオフホワイトや淡い色のバリエーションが少ないようです。
ダイソー5枚入りフェルトは5枚で110円で1枚22円と他の会社のポリエステルフェルトの3分の1程度でかなり安い価格です。色数も31色ありますので、格安のフェルトには十分すぎる色数ですが、ここでは敢えてフェルトのメリットデメリットを挙げます。
とにかく安い価格で多色のフェルトを手に入れることが出来ます。また、大判フェルトより小さい18cm角のフェルトですので、保管も場所を取らないです。赤系や黄色系と色ごとに購入することができ、同系色を使って作品作りができれば比較的使い切りやすいです。
また、18cm角のフェルトは作業スペースも差ほど必要でありません。大きいフェルトを使う時は作業スペースがかなり必要となります。何枚かに切り分けて保管することが必要な場合は手間が掛かります。この為、コスト面は大判フェルトに劣りますが、18cm角のフェルトを複数買いして使う方が楽なこともあります。
安い値段なので仕方ないですが、5枚入りフェルトに入っていて大判フェルトに無い色のみ欲しくても単色購入できないことが最大のデメリットです。他の色は必要なく、今後も使う予定がないのであれば、Kフェルトやサンフェルトのウォッシャブルフェルトで単色購入する方が良いです。
ポリエステル100%のフェルト全てのデメリットにもなりますが、ウールやレーヨンのフェルトと比較して色数が少ないこともデメリットの1つです。フェルトの色使いで細やかな表現をしたい時はサンフェルトのミニーやポピーを使うことをお勧めします。
ダイソーの5枚入りフェルトは巻かれてパッケージに入っています。そして巻き終わり部分はセロハンテープで止められています。このセロハンテープを剥がすときにフェルトが少し毛羽立つことが残念です。
770円で31色のフェルトを手に入れることが出来るのが良かったです。黄色・茶色・赤色は私が欲しいと思う色が入っていて満足でした。価格質的にも使い勝手が良いのでフェルトの色がもっと増えることに期待してしまいます。
18cm角のフェルトは作業スペースが狭くて良いので小さいパーツを作る時に使いやすかったですが単色で欲しい時は大判フェルトの方がお得に感じてしまうので、使いにくさがあっても大判フェルトを購入し、A4サイズ程度にカットし使うことが多いです。
ダイソーのフェルトの色で足りないものは同じく100円均一のセリアで購入するとフェルトのキメや厚さもほぼ同じなのでお勧めです。セリアのフェルトはくすみカラーが多く、ダイソーに無い色があります。材料費をできるだけ抑えたい場合は、セリアとダイソー両方のフェルトを購入するとより自分の理想に近い作品を作ることができて楽しいです。
フェルトを購入する費用を抑えたい方で尚且つ色数も欲しい場合は18cm角5枚入り110円で5色手に入るのダイソーのフェルトがお勧めです。個人で使用するときには価格・質のバランスが良いです。私同様のハンドメイド初心者さんはダイソーのフェルトで満足できなくなったら価格の少し高い色数が多いフェルトを使うと良いでしょう。
ハンドメイド作品を売りたいと考え、価格設定上良い品質のものを売りたい場合はダイソーのフェルトよりも高価格なフェルトを使ったほうが無難です。ダイソーを使っていないことが作品の売りになっている商品を見かけることがあります。しかし、ダイソーのフェルトを使うことで材料費を安くできますので、作品の価格設定をしっかりすればダイソーのフェルトを使用しても問題ないと思います。