フェルトで作るバウムクーヘンは、しっとりした感じに見えてとても可愛いのです。また、厚さ1mmのフェルトだからこそ美味しそうに仕上がります。そんなフェルトバウムクーヘンを一緒に作ってみませんか?
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今回ご紹介するのは作り方だけなので、アレンジなど楽しんで頂けると嬉しいです。当サイトの作り方で作った作品の販売時のトラブルについては責任を負いかねます。
フェルト製バウムクーヘンを作るのに必要な材料・道具を紹介します。
薄黄色のフェルトをご準備下さい。私はダイソーの大判フェルト、“ベビーイエロー”を使用しました。
作りたいバウムクーヘンのサイズによって異なりますのでお好みで筒状の物をご準備下さい。できればポリプロピレンなど接着剤が着きにくい物が良いです。私は普通サイズのストローを使用しました。
普段フェルト手芸される時に使う接着剤で大丈夫です。私は発泡スチロール用接着剤を好んで使っています。
アクリル絵具・パステル等お好みの着色剤で大丈夫です。私は、ふんりとした着色を得意とするスタンプパッドを使用しました。シャチハタのいろもようは、スタンパッドがきめ細やかで発色も良いです。補充用インクも売っています。油性インクで、乾燥後の色落ちがしにくい印象があります。
フェルトを細くそして長くカットする時に欠かせないロータリーカッターです。ハサミでもOKですが、ロータリーカッターだとよりキレイに真っすぐにカットすることができます。
それではホールのバウムクーヘンとカットされたバウムクーヘンそれぞれの作り方を紹介します。
ストローなど筒状の芯材を一周巻くことができればOKなので、長さは特に指定ありません。私は8mm幅で長さ10cm~18cmを2本分用意しました。
フェルトをストローに仮で巻き付け、一周巻くことが出来る所でカットします。カットしたら、フェルトの厚みの部分に接着剤を塗り、フェルトの両端を圧着して輪にします。巻き付ける力は強すぎずでも弱すぎず丁度いい所を探ってみてください。
接着剤がほぼ乾いたら、写真のように茶色でフェルトに着色します。スタンプパッドにストローごと押し付けたり、ストローの両端を持ってコロコロ転がすだけでも着色できます。
着色した部分がある程度乾いたら、2層目のフェルトを巻き、同じように着色します。6層目までこれを繰り返します。
7層目も同じように巻いたら、山吹色で着色します。そのあとこんがり感を出すために茶色で軽く焦げ目を着けます。ストローから抜き取れば完成です。
私はホールの時同様にフェルトを8mm幅・適当な長さでカットしました。
1層目のフェルトはストローに1周巻き付けて接着します。着色はホール同様茶色で着色しますが、半分程度着色してあればOKです。
2層目のフェルトはお好きな長さだけ巻きます。私はハーフカットにしたので、1層目のフェルトの大体半分になるようにフェルトをカットして接着しました。そして茶色で着色。これを6層目まで繰り返します。
7層目のフェルトを接着したら、山吹色で着色し、茶色で焦げ目をつけます。乾いたらストローからフェルトを抜き取り、1層目のフェルトをカットします。
これで完成です。
フェルトで作るバウムクーヘンいかがでしたでしょうか?針も糸も使わないので、着色剤があればパパっと作ることができます。ストローを芯にするとミニチュアサイズが出来上がります。色々な芯を使って色々なサイズで作って見てください。