フェルトではマドレーヌってどのように作るのだろう?と疑問に思い、自分なりに作ってみました!プクプクした見た目が可愛いので是非一緒に作ってみませんか?
当サイトの型紙の転載・再配布・販売・複製・商用利用は禁止となっています。また、管理人のデザイン性の高い型紙をそのまま使った作品の販売は禁止しております。
今回は作り方がメインでデザイン性の低い型紙なので、型紙を使って作った作品の販売をして頂けます。しかし、クッキーは小さいサイズで芯材も柔らかく、半分に折れば、誤飲の可能性が否定出来ませんので、販売の際は誤飲の注意喚起をお願いいたします。
型紙を使用して販売される際は他の型紙作家様の作品と区別や模倣疑いを避ける為に、"あーるの型紙使用"と分かるように明記して頂けると嬉しいです!
フェルトマドレーヌや焼き菓子を作るのに必要な材料・道具を紹介します。針や糸などの基本的な道具の紹介は省略しています。
作りたい雰囲気に合わせて色を選んでください。私は、薄黄・薄茶・こげ茶・赤・黄土色・山吹色を使用しました。
ダイソーの大判フェルトの白色かベビーイエローがお勧めです。芯材を4mm厚にする為、安価なフェルトを重ねて使用することをお勧めします。
マドレーヌや焼きドーナツに使用します。
それでは縫う前の下準備をしていきましょう。
今回はA4サイズで2枚分です。ファイルが分かれていますので、両方ダウンロードして印刷してください。余白があまり無いように型紙を作成していますので、そのまま厚紙やクリアファイルに貼って頂けます。
型紙1 型紙2線に沿って型紙をカットします。今回は"切り抜く"部分がありますので、カッター等で切り抜いてください。
型紙を使用して芯材用フェルトをカットします。1mm厚フェルトの場合必要枚数分1枚ずつ型紙を写すことが手間なので写真のようにフェルトを重ねて型紙を写すと楽です。
写した後は糸で仮止めしてカットする際にズレにくいようにします。
2枚重ねのフェルトが2セット~4セット出来ます。
お好みの色のフェルトに型紙を印付けペンで写します。フレンチクルーラー風焼きドーナツ・ガレットブルトンヌ・アイスボックスクッキー・マドレーヌは図を参考に印付けペンでカット線や縫い線を書き足します。アイスボックスクッキー・ガレットブルトンヌはカットする前に線を引くと楽です!
縫った間から見えることもあるので、マドレーヌ・フレンチクルーラー風焼きドーナツの内布は外布と同じ色のフェルトにします。
図のように、切り抜く必要のあるフェルトは先に切り抜きます。
必要なフェルトを図にしましたのでご活用ください。ガレットブルトンヌとパウンドケーキの側面用フェルトは上下面型紙に寸法を記載しているので、そちらを参考にフェルトカットします。
こちらも是非。
それでは、各焼き菓子の作り方を紹介します。
マドレーヌ1・2同様の作り方です。内布用フェルトと外布用フェルトを重ね、先ほど引いた線で縫い合わせます。私は本返し縫いで縫い合わせました。
縫い合わせた外布用フェルトと内布用フェルトの間に手芸わたを詰めますが、わたを詰めると形が変わってしまい、もう1枚の外布用フェルトと縫い合わせにくくなるので、図を参考にフリル部以外をもう1枚の外布用フェルトと縫い合わせましょう。
縫い合わせたらフリル部を縫っていきます。縫いながらヒダ1本ずつにわたを詰めていきます。
ヒダを2本残し、図を参考に外布用フェルトと外布用と内布用を縫い合わせたフェルトの間にも手芸わたを詰めます。
完成です。内布を挟むことで、このように立体感のあるヒダのマドレーヌを作ることが出来ます。
こちらもマドレーヌの作り方と同じです。ヒダの定規用の型紙を使い、線を引き、内布用フェルトと縫い合わせます。こちらは裏面もヒダが必要なので、もう1セット作ります。
次に縫い合わせたフェルト2枚の内側の円で縫い合わせます。4枚のフェルトに針を通して縫い合わせてOKです。分厚いので指で抑えながら縫うと縫いやすいです。
写真のようにヒダ1枚ずつに手芸わたを入れつつ4枚のフェルトを縫っていきます。あまり詰めすぎると縫いにくいので適度に詰めます。
周囲を8割程度縫い合わせたら、写真のように、内布と内布の間にも手芸わたを詰めましょう。
フェルトを重ね、図のように中心の円をかがり縫いします。次に外側の円を8割くらい縫い、綿を詰めたら縫い閉じましょう。
先程、型紙を使い線を引いた表用のフェルトをカットします。図を参考に薄黄色のフェルトにカットしたフェルトをかがり縫いで縫い付けます。
側面用フェルトの両端をかがり縫いし、“輪”にします。図を参考に輪にした側面用フェルトの中に芯材用フェルトを入れ、上下面用のフェルトで挟みます。上下面それぞれと側面用フェルトをかがり縫いします。
フィナンシェAのフェルトと薄黄色のフィナンシェ1フェルトを図のように重ね、かがり縫いで縫い合わせます。これを箱型にしたいので、図を参考に赤線部を縫い合わせます。
フィナンシェの膨らみを表現する為に、図を参考に適量の手芸わたを詰めます。次に芯材用フェルトを1~4の順に重ねて入れ、フィナンシェBのフェルトでフタをして図のように縫い合わせます。
アーモンドのフェルトをフロランタン上面にくるフェルトに縫い付けます。次にフロランタン2のフェルトを図の赤線部を縫い合わせ、箱型にします。
この箱型の中に芯材用フェルトを入れ、のアーモンドを縫い付けたフェルトで蓋をして、上面と側面を縫い合わせます。
パウンドケーキ上下面に、ドライフルーツをイメージした色のフェルトを縫い付けます。こちらは型紙が無いのでお好きな形の物をご準備ください。
次にパウンドケーキ側面のフェルトを縫い繋ぎ、1本のフェルトにしたら両端を縫い合わせ、"輪"にします。この輪の中に芯材用フェルトを入れ、上下面用のフェルトで挟みます。それぞれの上下面用フェルトと側面を縫い合わせます。
図のように、ジャム部の上に穴を空けたフェルトを重ね、縫い合わせます。芯材用フェルトを上下面用フェルトで挟み、周囲を縫い合わせます。
ジャム部の色を作品の雰囲気に合わせて変えると楽しいです。
先に、お花のアイシング中央に丸く切ったフェルトを縫い付けます。葉のアイシング用フェルトには葉脈を刺繍します。
図を参考にクッキー生地用のフェルトにアイシング用のフェルトを縫い付けます。あとは上下面フェルトで芯材用フェルトを挟み、周囲を縫い合わせます。
図のように印付けペンでくまとうさぎの顔を下書きして刺繍します。顔は無くても可愛いのでお好みでどうぞ。あとは、上下面フェルトで芯材用フェルトを挟み、周囲を縫い合わせます。
図を参考にチョコ用フェルトを生地用フェルトに縫い付けます。あとは、上下面フェルトで芯材用フェルトを挟み、周囲を縫い合わせます。この時チョコ部と生地部それぞれのフェルトに合わせた色の糸で縫うようにします。
フレンチクルーラー風焼きドーナツ・ガレットブルトンヌは手間がかかりますが、その他は簡単に作ることができます。特にクッキーはマチ無しのレシピになりますので、初心者さんにも簡単に作ることができてお勧めです。色や形をアレンジして自分だけのフェルト作品を作って一緒に楽しみましょう!